「スナップアップ投資顧問」の評判と口コミを検証します。(Investor Asia編集部)
※スナップアップ代表の有宗良治氏についてはこちら▼

口コミ・評判

まずは主要レビューサイトに投稿された口コミを分析します。

(1)Googleマップ

総合評価:4.0点(5点満点)

Googleマップのレビューにおけるスナップアップ投資顧問の総合評価は、「4点」(5点満点)になっています。口コミ投稿の数は4件です。(2023年5月12日時点)

具体的な個別の口コミ【1】

評価
(5点満点)
5点
コメント 「銘柄選びがうまい。2年以上利用している」
投稿日 3年前→2023年4月に更新
投稿に対する「いいね」の数 11件
▼この投稿者の概要と信頼度▼
信頼度 高い
Google認定ローカルガイドとしての活動歴が長く、コンスタントに口コミ投稿を継続している。辛口コメントや厳しい評価を下すことも多く、バランス感覚が見受けられる。「いいね」の獲得数も多い。
ローカルガイド認定 有り(レベル5)
投稿レビュー数 82件
最初の投稿 2018年
過去の全レビューで付与した点数の平均 3点

具体的な個別の口コミ【2】

評価
(5点満点)
5点
コメント 日本株をやる時は、とりあえずここに相談している。
投稿日 2年前→2023年4月に更新
投稿に対する「いいね」の数 1件
画像の有無 有り
▼この投稿者の概要と信頼度▼
信頼度
ローカルガイド認定 なし
投稿レビュー数 5件
最初の投稿 2年前
過去の全レビューで付与した点数の平均 2.5点

具体的な個別の口コミ【3】

評価
(5点満点)
1点
コメント 「部長?対応がすごく悪い
退会させられた。
みなさんも気を付けて
電話で勧誘はすごい良いこといいます。
おかげで相当な損失こうむりました。」
投稿日 1年前
投稿に対する「いいね」の数 4件
▼この投稿者の概要と信頼度▼
信頼度 やや低い
ローカルガイドではあるが、プロフィール上で口コミを「非公開」にしているため、本件の口コミに対する信頼性を検証することができない。
ローカルガイド認定 有り(レベル5)
投稿レビュー数 35件
最初の投稿 プロフィール欄で口コミを非公開にしているため、不明
過去の全レビューで付与した点数の平均 プロフィール欄で口コミを非公開にしているため、不明

具体的な個別の口コミ【4】

評価
(5点満点)
5点
コメント 今まで、いくつかの投資顧問を使いましたが対応が抜群です。
アドバンスコースの6ヶ月プランを使いましたが、満足する結果でしたので、再度、アドバンスコースの6ヶ月プランに申し込みしました。
投稿日 2年前
投稿に対する「いいね」の数 9件
▼この投稿者の概要と信頼度▼
信頼度 やや低い
口コミ投稿数が少ない。
ローカルガイド認定 なし
投稿レビュー数 2件
最初の投稿 2年前
過去の全レビューで付与した点数の平均 4点
投稿者の信頼度チェックのポイント
  • ※プロフィール欄で口コミを非公開にしている投稿者は、その信頼性を検証できないため、あまり真に受けることはできない。同業他社による誹謗中傷である可能性もある。
  • ※長年にわたって運用されているアカウントは信用度が高い。活動を始めて間もないアカウントは、あまり信用できない。
  • ※評価の点数の付け方に注視する必要がある。何でも高評価にする人物は、信用することはできない。なぜなら、ヤラセを商売にしている可能性があるからだ。
  • ※投稿者の過去のクチコミに対して、どれだけ「いいね」が付与されているかも、チェックする必要がある。
  • ※画像付きの投稿は信頼度が高い。

(2)投資専用サイトの口コミ

以下では、投資専用サイトにおけるスナップアップ投資顧問の評判・口コミを列挙します。「みんかぶ」「Yahooファイナンス」「フィスコ」などの有力サイト内で見つかった全ての投稿を掲載します。ただし、ステマの疑いがあるような投稿は除外しました。

アフィの肯定評価に注意

投資顧問会社の中には「アフィリエイト」と呼ばれるメディア広告を使っている業者があります。アフィリエイト(略称「アフィ」)では、参加メディアが広告主の売上アップに何らかの貢献をするたびに報酬がもらえるため、肯定的な記事やコメントが不自然に増える傾向があります。スナップアップの場合はアフィリエイトを使っていないようですが、いずれにせよ、投資顧問の評判を調べる際には、記事の執筆者や口コミ投稿者の信頼性をしっかりと見極める必要があります。

信憑性をチェック

本サイトでは、編集部が口コミの信憑性を一つ一つチェックしています。また、ライバル業者によると見られる誹謗中傷(逆ステマ)の疑惑のある口コミも、掲載対象から外しています。

「みんかぶ」での口コミ

「推奨株が2倍以上に」

「スナップアップの推奨で買った株が早々に1万円くらい儲かったので、売却しようと思ったが、担当者の助言もあって売らずに我慢した。その後、利益が2倍以上に増えた。売り急ぎで悔しい思いをせずに済んだ」

「推奨株がもっと絞られたら・・・」

「推奨銘柄を買おうと思ったが、躊躇していたら、あっという間に値上がりしてしまった。20万円程度の利益を稼ぐ機会を逃してしまった。後悔した。ただ、スナップアップの推奨銘柄がたくさんあり過ぎるのも敗因の一つだと思った。もっと推奨株の数を絞れないものだろうか」

「軸がぶれなくなった」

「ヤフー掲示板や2ちゃんねるなどネットに書かれていた情報に振り回されて失敗することがあったが、スナップアップの有料版に入会してから、成功率が上がった。メンタル的にも安定し、落ち着いて稼げるようになった」

「タイミングを逸して高値づかみ」

「主席アナリストの有宗良治さんの推奨株?が配信後すぐに上がってきたので、いったん下がったら買おうと思って待っていた。しかし、なかなか下がらないので待ち切れず購入した。その後下落に転じて、数万円のロスを出した。高値づかみになってしまった。タイミングが難しい」

Yahooファイナンス掲示板

「マイナー銘柄で利益」

「スナップアップに入会する前は、値上がりランキングを見て、大きく上昇していた会社を選んでいた。購入後に多少上がっても、その後に下がる銘柄が多く、損が出ていた。スナップアップを始めてからは、自分では決して見つけられないようなマイナーな銘柄の情報が届くようになり、その中から、大化けする銘柄が出て大きな利益を出せるようになった」

「売り逃し」

「購入した推奨株が下落。いずれまた値を戻すだろうといった淡い期待で持ち続けたところ、15万円くらい損した。その後、有宗代表の注目株で半分以上取り戻した。スナップアップの配信銘柄を全て信じるのは危険。どう扱うかは自己責任」

「慌てて買い注文で失敗」

「スナップアップで推奨され、狙っていた銘柄が急騰。慌てて買い注文を入れたら見事に高値で買ってしまった。落ち着いて買えばいいものを、数万円やられた」

「妄信するな」

「株式投資に連戦連勝間違いなしの必勝法はない。だが、なるべく損をせずに、手堅く儲けられるよう工夫を凝らすことはできる。スナップアップの銘柄リストは、あくまで材料の一つ。過度な幻想は抱くな」

フィスコ(ブログ)の評価

「株式市況の全体像を示してくれる」

「スナップアップ投資顧問のレポートは、相場の全体像を把握するのに役立ちます。 日々の短期的な値動きについて分析するのも大切ですが、長期的なコンテキストの中で、 現在の相場がどのような位置づけにあるのかが分かっていないと、 右往左往してしまいます。 スナップアップ代表・有宗氏のコラム記事は、 目先の動きに反応するのでなく、 複眼的な視点で相場に臨むためのヒントが散見され、優良コンテンツとして評価できる」

「新聞やメディアに踊らされない」

「昨今の投資顧問の問題点として、日経新聞の後追いみたいな賞味期限切れのアドバイスを配信してくるところがある。 安っぽい世評に漠然と流されてしまっているのです。例えば『AIの時代だからロボット株』とかいった感じです。 ひと昔前なら『原発が危ないから太陽光関連株だ!』とかですね。 しかし、そんな素人でも思いつくような発想で株式投資ができたら、 誰も苦労はしない。 大事なのは、あくまで需要対供給のギャップを見抜くことでしょう。 AIの時代だからといってロボット株に買いが集まって、割高になってしまってたら、それは『買い』でなく『売り』を推奨すべきなんですね。 例えばAIのハードウェアに注目が集まりすぎて、ソフトウエアが軽視されているなら、ソフト株の買いに動くべきです。 要する日経新聞が論陣を貼るころには、すでに有能な投資家は先取りして動いている。 だから、その後追いをしても稼げません。 その点、スナップアップ投資顧問は大手メディアよりも一歩先を読んでいます。 独自性があるんですね。 書いてある内容を深読みすると、有望銘柄を絞ることができます」

「相場の下降局面でも稼げる」

「投資顧問の真価が問われるのは、相場全体が<下降>局面にあるとき。 市場が上昇基調にあるときは、高い確率で利益は出せる。 しかし、市況が悪化しているときは、銘柄をよほど厳選しないと勝てない。 リーマンショックが終わってからは、総じて相場は上昇してきたが、 2018年、2019年からは陰りが見えてきた。2020年初頭のコロナショックも悲惨だった。 スナップアップの場合、相場が下落しているときでも勝てる銘柄を見抜くことがある。 今のところ投資の役に立っており、今後も期待したい」

若手スタッフの感想

投資顧問は「チャラい」人が多いという印象がありました。 個別の株について相談しても、中身のない返事しかかえってこない。 それに比べると、スナップアップのコンサルタントは比較的まともです。 自分が持っていない業界情報を持っていることも多いです。 分析力が高いのは、投資業界でのキャリアが長く、外資系証券会社の出身者が多いからかも知れません。


スナップアップ投資顧問とは何か

有宗良治氏率いる投資助言業者

スナップアップ投資顧問

株で勝つ方法をネットで調査したことがある人なら、「スナップアップ投資顧問」という会社名を一度は耳にしたことがあるかも知れません。 あるいは、その代表である有宗良治氏の名前(あるいは顏写真)をどこかで目にしているかも。 スナップアップ投資顧問は、投資業界において非常に高い成長を続けている「助言業者」です。 株売買に関する月額会員制(サブスク型)のアドバイザーとして有名。とりわけ有宗代表が選定する短期高騰期待株(推奨銘柄)が注目を集めています。

日本株の銘柄情報で高評価

スナップアップ投資顧問は、「日本株」に特化した投資アドバイスを行っています。 個人投資家の会員を対象に、値上がりが期待できる銘柄の情報をコンスタントに配信しており、相談・コンサル業務も手掛けています。 推奨銘柄の精度の良さにおいて、おおむね高い評価を得ており、日経平均株価を上回るパフォーマンスを達成している会員が多いようです(2023年4月現在)。

コロナ相場で注目集める

代表の有宗良治氏らは、独自の投資手法や分析力によって、ここ数年で一気に有名になりました。2020年のコロナ期の乱高下相場においても、「攻めどき」と「守りどき」を的確に見極めるレポートや助言が話題になりました。 インフレと景気後退不安が広がり、日経平均がマイナスとなった2022年にも、多くの銘柄の値上り予想を的中させました。

株初心者にメールや電話で助言

スナップアップの会員の中心になっているのは、投資の初心者または経験の浅い人だと言われています。 株のことをよく知らない人たちに対しても、経験豊富な投資相談員(コンサルタント)がメールや電話で丁寧に対応するとの評価が多いです。 顧客タイプとしては「なるべく短期のうちに株で収入を得たい」「有益な銘柄情報を知りたい」という人に向いているとされます。

会社名は「ストックジャパン」

ところでスナップアップ投資顧問というのは、会社名ではなく、屋号(サービスのブランド名)です。 会社名は「株式会社ストックジャパン」といいます。金融商品取引法上の手続きでは、このストックジャパンが金融庁に登録されています。 登録業種は「投資助言・代理業」。 投資顧問業界において会社名とブランド名が異なるのはとくに珍しいことではありません。

数名のコンサルタントが担当制で指南

スナップアップでは、数名~10人程度のコンサルタントが常時在籍しています。 このコンサルたちが、それぞれの顧客(クライアント)の担当に就き、専門的な見地からアドバイスを行います。 コンサルはいずれも株式相場のスペシャリスト。 証券会社などで勤務経験のあるベテランが多いようです。 相当厳しい基準で人材を選んでいるようで、いわば「少数精鋭」の部隊になっています。

推奨銘柄の選定チーム

スナップアップの会員になる最大のメリットは、「推奨銘柄」をいち早く知ることができる点です。 推奨銘柄の情報は、有料会員に対して定期・不定期に配信されます。 銘柄を選ぶのは、有宗良治代表(ストックジャパン社長)を中心とする専任チーム。 有宗氏らは、独自ルートによる取材や、AIツールを活用したデータ分析に基づき、個別銘柄を厳選しているといいます。 とりわけ卓越した情報収集力が、兜町の専門家の間でも評価されています。 各業種に関する知識も深く、歴史的かつ大局的な観点から個別銘柄の相場動向を分析しています。

「反常識」派の投資アドバイザー

スナップアップ投資顧問は、 一般的に推奨されている投資手法はあまり用いていません。 いわば「反常識」派の投資アドバイザーです。 投資の教科書や入門書に載っているような投資行動を推奨しません。 むしろ真っ向から否定することが多いです。 そのうえで、特異な視点で推奨銘柄をリストアップしてきます。 投資顧問業界の中でもたいへんユニークな存在です。

まずは「二大原則」を徹底して叩きこむ

スナップアップでは、 初心者の投資家に対して、 彼ら独自の「行動原則」をうるさいくらいに指南してきます。 その原則は以下の2点です。

原則1 相場で「負けている人」の行動や思考状況を常に把握し、 その逆を行く。
原則2 相場で「勝っている人」をそのままマネする。 すなわち相場の勝ち馬に乗る。 投資の勝ち組の動向に逆らうのでなく、 素直にフォローし、 迅速に後追いする。

この2点の大原則を徹底的に追及することで、株投資の「負け組」から「勝ち組」に変わることが可能になると主張しています。 なお、上記「原則2」は、数百億円を稼いだカリスマトレーダーとして有名なcis(森貴義氏)の思想に類似しています。

常識を疑う

また、スナップアップの担当コンサルは、投資にまつわる「都市伝説」からの脱却を力説してきます。 株の世界には様々な常識があります。 このうちの多くを、スナップアップ投資顧問は「的外れ」として断罪します。 例えば以下のような常識に対して、正面から「NO(ノー)」を突きつけてきます。

<スナップアップが「ダメ出し」する株投資の常識の例>

  • 「日経新聞を毎日読んで勉強しないと相場で勝てない」
  • 「有名アナリストや有名投資家の発言はいつもチェックするべき」
  • 「ファンダメンタル(会社の業績)を見て、いい銘柄は長く持ち続けるべき」
  • 「下落相場では買い付けをするべきではない」
  • 「下がった銘柄はナンピン買いして次のチャンスを待つべき」
  • 「正しくシステムトレードをすれば株は儲かる」
  • 「高騰しそうな銘柄に集中的に投資をすればいい」

以上の点は、多くの個人投資家が常識として受け止めていることでしょう。 しかし、スナップアップ投資顧問のアドバイザーに言わせれば、これらは典型的な負け組のルールだそうです。

投資顧問ランキングで上位

とはいえ、一般的な常識に難癖をつけているだけでは、単なる「うるさいオヤジ」で終わってしまいます。 プロの投資顧問たるものは、投資家の勝率を引き上げるために具体的かつ適格な助言をしなければなりません。 この点、スナップアップ投資顧問は、助言内容の勝率の高さに定評があります。それを裏付けるのが、数々の推奨銘柄の実績です。 推奨銘柄に関していえば、スナップアップの過去の履歴は、投資顧問業界の中でもかなり「上」の方だと言わざるを得ないでしょう。実際、各種の投資顧問ランキングでも上位に入ることが多いです。

参考データ
「信頼できる投資顧問ベスト5」(2023年4月調査)
1位 スナップアップ投資顧問
2位 バリューサーチ投資顧問
3位 ウェルスパス投資顧問
4位 新生ジャパン投資
5位 あすなろ投資顧問
グラーツ投資顧問
なぜ「勝率」が高いのか

では、なぜスナップアップ投資顧問は勝率が高いのでしょうか。 端的に言えば、代表の有宗良治氏をはじめ、老獪(ろうかい)なベテラン相場アナリストたちが、頭脳と情報網を総動員しているからでしょう。 (有宗氏の人物像や経歴等については、下記に別途まとめています)。 彼らは全般的に、投資顧問業界の中でも年齢層が高く、投資・証券業界での現場経験が長いです。 中には調子の良いセールスマンのようなコンサルもいるようですが、 おおむね実力派がそろっていると言われています。

予見力が強い

株式相場には、マクロ景気、金融政策、企業業績など多岐にわたる材料があります。 それが特に順位づけもされず、雑然と並んでいる空間に、私たち個人投資家は向き合います。 大切なのは、そのときに何が最も重要な材料であるかを察知し、 かつ各材料が個別銘柄の株価をどのように変えていくかをなるべく正確に見通すことです。 スナップアップ投資顧問のコンサルタントは、相場の材料に優先順位をつけ、先行きを見通す力がおおむね優れている、という傾向が見られます。

有宗良治氏とは

大和証券のトップ営業マン
有宗良治

スナップアップ投資顧問の代表、有宗良治(ありむね・よしはる)氏は、大和証券出身です。 大和証券では主に東京本店の営業部に勤務。8年連続で営業部員の成績ランキングでトップ10位以内に入るというレジェンドな実績を残した人物として有名です。その後は、外資系の証券会社や銀行を渡り歩きました。

伝説の相場師・寺町博氏の右腕

有宗氏はまた、昭和から平成にかけて「伝説の相場師」として名を馳せた寺町博氏(上場企業「THK」などの創業者)の右腕としても活躍しました。寺町氏の晩年、会社運営の後継者として指名された敏腕経営者としても知られています。

経歴

年月 職歴・学歴
1955年(昭和30年)4月14日 大阪市に生まれる
1974年3月 大阪府立東住吉高校 卒業
1978年3月 関西大学法学部 卒業
1978年4月
~1987年9月
大和証券入社
課長代理など
1987年10月
~1992年11月
英シュローダー証券入社(現:シュローダー・インベストメント・マネジメント)
東京支店法人営業部部長
1993年1月4日
~1995年1月
スイス銀行(スイス銀証券)
ディレクター
1995年10月
~1999年10月
クレスベール証券会社
営業部長
1999年11月 エヌシーエス証券
2000年4月
~2003年6月
三洋投信委託
取締役副社長
2002年(平成14年)7月 イビサ証券
2003年(平成15年)3月 TFG証券
2004年(平成16年)4月 インター・ベンチャートラスト
2005年(平成17年)3月 フジフューチャーズ取締役
2005年(平成17年)6月 フジフューチャーズ常務取締役
2007年(平成19年)6月 フジフューチャーズ専務取締役・社長室長
2009年(平成21年)6月 フジフューチャーズの執行役員制度の導入に伴い、取締役を退任。執行役員に就任(第47回定時株主総会)
2012年7月 フジフューチャーズ社長(代表取締役)
2016年7月 金融庁に金融商品取引業者として登録(株式会社ストックジャパン)
2018年1月 株式会社ストックジャパン 社長就任

プロフィール

大和証券時代の有宗氏のプロフィールについては、他のサイトでもいろいろ紹介されているので、ここでは割愛します。本サイトでは、大和証券を退社した後の経歴を中心にウォッチします。

30代前半で英シュローダーの部長

有宗氏は大和証券に入って10年目で、外資系にヘッドハンティングされました(1987年秋)。 イギリスの名門シュローダーという会社の日本法人です。 シュローダーといえば、1804年創業。大英帝国の黄金期や産業革命を通して資産運用会社として成長してきた超老舗です。 有宗氏が転職したときの日本法人の会社名は、シュローダー証券(現:シュローダー・インベストメント・マネジメント)でした。 当時32歳。 それから丸5年在籍し、法人営業の部長として采配を振りました。 バブル期を挟んで、シュローダーの日本進出の礎を築いた人物として業界では知られています。

あのスイス銀行が引き抜き

有宗氏のサラリーマン時代のキャリアの中で特筆すべきなのは、 1993年初頭のスイス銀行(現UBS)による引き抜きでしょう。 スイス銀行といえば、世界中の富裕層が資産を預ける超名門銀行です。 業務内容や顧客リストの機密性の高さゆえ、最高級の厳しい入社審査が行われることでも有名です。

1986年に大蔵省から証券免許取得

スイス銀行は1986年に日本の大蔵省から証券業の免許を取得。1987年には東京証券取引所(東証)の会員権を取得していました。 1990年には為替や株式・債券の先物取引の商品を取り扱い始めました。

証券進出の切り札

すでに銀行業では日本で25年以上の歴史があったスイス銀行ですが、証券界では新参でした。そこで、当時のピーター・グイヤー在日代表は、証券分野を担ううえで即戦力となる人材の獲得に乗り出しました。その流れの中で、中堅幹部として目を付けられたのが、有宗氏でした。大和証券と欧州系シュローダーの両方で経験のある有宗氏のキャリアはスイス銀行にとって理想であり、ディレクター(部長)のポストを与えました。

エリート集団

コテコテの関西系である有宗氏は、その多面的な人間性もあってか、スイス銀行グループの国際エリート集団の中でもうまくチームの采配をふるったようです。 当時の東京支店長だったビットリオ・ボルピ氏からも高い評価を得ていたと言われています。

富裕層への浸透をリード

1990年代半ばの日本の金融界では、国内金融機関が不良債権問題で失速・縮小する一方で、欧米系が一気に勢力を拡大していました。 有宗氏はスイス銀証券東京支店に1995年まで在席し、日本の有力企業や富裕層への浸透をリードしました。 その後、米国のクリスベール証券に移籍しました。

日本企業の資産運用会社の副社長

21世紀になり、有宗氏も45歳になりました。 このころから、日本企業の経営幹部としての人生が始まります。 まず、三洋投信委託の副社長に就任。 三洋投信委託はもともと三洋証券の子会社でしたが、 三洋証券が1997年に倒産した後は、 独立系の資産運用会社として存在感を発揮していました。 有宗氏はノウハウや人脈を活かして他社とのM&Aや提携を推進しながら、顧客基盤の強化を図ったと伝えられています。

老舗の商品先物会社の経営トップに

2005年には、商品先物取引会社「フジフューチャーズ」の取締役に就任します。 1963年創業の老舗です。 フジフューチャーズのオーナーは、昭和を代表する起業家であり、天才発明家であり、億万長者であり、波乱万丈の相場師としても有名だった寺町博氏でした。 有宗氏は、寺町氏から全幅の信頼を置かれたと言われており、側近として辣腕をふるいます。 その功績が認められ、2012年4月には社長に昇格しました。 社長就任後は、ネット時代に適応すべく、商品先物取引のオンライン化に取り組み、先物業界でも評判の名物経営者になりました。

満を持して独立

そして、有宗氏が長い金融キャリアの総仕上げ(クライマックス)として起業したのが、スナップアップ投資顧問(株式会社ストックジャパン)です。 まさに満を持しての独立開業でした。

相場観+データサイエンス

スナップアップ創設にあたり、有宗氏は「サイエンス株投資術」という独自の投資法を打ち立てました。 これは、バブル崩壊、金融危機、ITバブル、リーマンショックといった相場の荒波を生き抜いてきた有宗氏が、自らの相場観と最新のデータサイエンス(統計科学)を組み合わせて生み出したオリジナル理論だといいます。



サービス内容

銘柄診断 0円
株式市場コラム 0円
無料メール講座 0円
キャンペーン情報 3万円~
期間契約コース 15万円~
注意点:リスクについて(公式HPより)
  • 利益が出ることを保証するものではない。
  • 株取引は価格変動リスクを伴う。場合によっては損失を被る可能性がある。

得意技は「有望銘柄」の推奨

スナップアップ投資顧問の特徴は、日本株の個別銘柄に関する有力情報の多さです。 株価上昇が期待できる銘柄を選別し、リストアップすることを得意としています。 スナップアップの情報配信を受けていると、短期間で株価が2倍になる銘柄に出会うときもあります。

予想システム+ナマ情報

スナップアップでは、代表の有宗良治氏が長年の歳月をかけて構築した「銘柄予想システム」を用いて、値ごろ感のある株を発掘しているといいます。 さらに、独自ルートで入手したナマ情報とデータを加味して、売買のタイミングを見極めるそうです。
スナップアップの推奨銘柄の実績はこちら↓

独自の「サイエンス株投資術」

スナップアップ投資顧問では、上記でも紹介している通り、「サイエンス株投資術」という独自の投資手法を採用しています。 メソッドの開発者は、代表の有宗良治氏です。 「有宗式」とも呼ばれています。

友人へのメモ書きから生まれた

サイエンス株投資術は、もともとは有宗氏が友人に向けて書いた株投資の儲け方についてのメモ書きがベースになってるといいます。
有宗氏の周囲には株投資をする人が大勢いたものの、儲かっている人はほとんどいなかったそうです。 「テレビでよく見るアナリストの言うことを聞いていたら大負けした」「雑誌が勧める銘柄に手を出したら、大やけどした」など、負ける理由にはいくつかの共通点が見られました。 そこで有宗氏は「株式投資の常識があまりにも間違って世の中に伝わっている」と感じ、投資思考のリセットを促すメモを綴り、親しい人たちに配りました。 すると、友人たちが次々と株で稼げるようになりました。 この経験をもとに、自らの理論を体系化したのが、サイエンス株投資術です。

冊子の取得方法

サイエンス株投資術の基本的な考えをまとめた冊子は、ネット上で無料で配布されています。無料の冊子を入手するには、公式サイトからメルマガに登録する必要があります。 PDFで80ページあり、かなりのボリュームです。 内容は、市況の把握方法や心理面の制御方法など、多岐にわたります。 投資に臨むにあたっての鉄則が書かれています。 メルマガ登録は無料。登録解除(解約)はいつでも自分で簡単にできます。

無料銘柄診断

なお、スナップアップでは、「厳選銘柄情報」を教えてくれる期間限定キャンペーンを行っているときがあるので、定期的に公式サイトをチェックするといいでしょう。 また、希望者には無料銘柄診断をしてくれます。

ストックジャパンの会社概要

サービス名 スナップアップ投資顧問
英語名 Snap Up Investment Advisory
業務内容 個人投資家向け株式投資顧問
運営会社名 株式会社ストックジャパン
金融庁の登録 関東財務局長(金商) 第2937号
金融商品取引法における業務の種別 投資助言・代理業
所管 関東財務局
法人番号 8010401120108
「スナップアップ」の意味

「スナップアップ(snap up)」とは、英語で「素早く手に入れる」ことを意味します。


スナップアップ投資顧問の推奨銘柄の実績

スナップアップ投資顧問の推奨銘柄は、推奨後に株価が上がるものもあれば、下がるものもあります。 上がる銘柄の中には、大化けするのも少なくありません。 他の投資顧問と比較すれば、当たる確率は高めです。しかも、値動きが激しい銘柄を推奨リストに組み込む傾向があるため、「当たれば大きい」という特徴も見られます。

過去の的中の例

これまでにスナップアップ投資顧問が高騰を予想し、的中させた具体例として、例えば以下の銘柄があります。2020年のコロナ禍による相場の軟調局面でも、推奨後に株価が数倍になった銘柄が出ました。

小僧寿し
銘柄 小僧寿し
証券コード 9973
取引市場 東証JASDAQスタンダード
業種 小売業
推奨日 2020年7月14日
推奨日始値 70円
推奨後高値 91円
(2020年7月28日)
株価上昇率 1.3倍(30%)
現在の株価 こちら→
ロゴ 小僧寿し
<概況>

持ち帰り寿し店。全国で200店舗以上ある。東京など全国主要都市での出店が多い。「小僧寿し」のほか、「茶月」というブランドでも展開している。「牛角」などを運営する外食大手JFLAホールディングスのグループ会社。

2020年の新型コロナウイルス感染拡大の局面で、食べ物の「持ち帰り」の需要が急増。小僧寿しも、売上高が大きく伸びた。

1972年、寿司の製造、販売の指導を目的に、小僧寿し本部として設立された。前身は寿司割烹の店。1988年に海外進出に乗り出した。同年10月、寿司のテークアウト(持ち帰り販売)とイートイン(店内飲食)ができる店舗を米国カリフォルニア州ロサンゼルス市にオープン。海外出店ではフランチャイズがハワイに出店していたが、同本部が直営店として海外進出するのはこれが初めてだった。1号店は住宅街に立地。店舗は平屋建て。現地のレストランを購入する形で出店した。箸、パッケージは日本から送ったが、コメや魚などは現地調達した。

1993年8月、日本証券業協会が、「東京小僧寿し」の株式の店頭登録市場への新規公開を決めた。東京小僧寿しは、小僧寿しチェーンの関東地区におけるエリアフランチャイザー。同年11月に埼玉県川越市に持ち帰りずしの1号店をオープン。1975年にサブフランチャイズ制度を導入し、加盟店の募集を開始。1984年に同じエリアフランチャイザーである小僧寿し北海道本部を子会社にしていた。

2017年は、社長だった大西好祐氏が、子会社から約1800万円を着服したとして、東京地裁から業務上横領罪などで懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けた。判決によると、大西社長は2014年2~5月、子会社である「小僧寿しファイナンス」の口座から現金を引き出し、自分の借金返済に充てるなどした。大西社長は2013年12月から小僧寿しの社長を務め、子会社社長も兼務。内部調査で社外への不適切な支出や財産隠しが発覚し、2014年8月に辞任した。

長期にわたって業績不振が続いていたが、2016年にJFLA(当時はアスラポート・ダイニング)の出資を受け、再建を図ることになった。2018年12月期決算で債務超過に陥り、上場廃止の危機に直面していたが、2019年12月期で債務超過が解消された。

キーウェアソリューションズ
銘柄 キーウェアソリューションズ
証券コード 3799
取引市場 東証2部
業種 情報・通信
推奨日 2020年6月9日
推奨日始値 729円
推奨後高値 1,169円
(2020年6月29日)
株価上昇率 1.6倍(60%)
現在の株価 こちら→
<概況>

インフラ関連のコンピューターソフトウエア開発を手掛けるシステム開発会社。 企業などのコンピューターシステム構築に必要なソフトウエアを受託開発するとともに、システム構築、運用、保守サービスを総合的に請け負う。 ITコンサルティングも手掛ける。

NEC(日本電気)とNECソリューションイノベータの2社への売上高が全体の3割弱を占める。最終需要者は官公庁のものが全体の70%を占める。 従前はNECのグループ会社(持分法適用関連会社)だったが、2019年8月にNECが株式をテクノスデータサイエンス・エンジニアリング(TDSE)に売却した。

さらに、2020年6月、TDSEがHBAに売却。HBAが筆頭株主となった。

会社設立は1965年。当初は「日本電子開発」という会社名だった。北海道の情報処理サービス会社から独立した直後、NECが受注したコンピューターシステムの構築案件について、ソフト開発の一部を受託した。

1974年に宇宙開発事業団の試験ロケットN1型の打ち上げにかかわって以来、宇宙開発分野でのシステム開発事業に本格参入した。以来、衛星追跡管制やロケットの飛行安全、衛星や宇宙ステーションの運用管制のネットワーク構築などに実績を持つ。

技術者派遣や開発請負という形でNECやNTT、JR東日本など社会的インフラづくりを担う企業からの受注案件で実績を上げてきた。SAPジャパンや日本IBMなどと協業し、ERP(統合業務パッケージ)ソフトなどの市場に進出。技術力を向上させながら業容を拡大してきた。

2001年、現商号に社名変更。2006年にJASDAQへ新規上場。2008年、東証二部に昇格(市場変更)した。

事業は「システム開発事業」と「総合サービス事業」に分けられる。システム開発はアプリケーションシステムの構築に関する業務のほか、インフラ関連のシステム開発を行う。これまで、航空路管制の監視システムや電鉄会社など運輸業者の予約システム、通信業者の電話帳編集システムを手掛け、JR東日本の「Suica(スイカ)」開発にもかかわる。また、2007年に首都圏の私鉄、地下鉄が発行開始する同様の乗車券の開発プロジェクトにも参加している。

一方の総合サービスは、「SAP/R3」などERP(統合基幹業務システム)の販売や、グループウェアの「ノーツ」などに関連したシステムインテグレーション業務が中心。経営コンサルティング会社と協力し、IP電話や内部統制への対応など、顧客の経営戦略上のニーズに合わせたシステム構築を提案している。

このほか、貿易保険、航空路管制、外国郵便物通関などの官公庁業務や新聞記事編集、テレビニュースセンターといったメディア業界向けシステムなど、広範かつ特殊な業種・業務でシステム構築に携わっている。

シルバーエッグ・テクノロジー
銘柄 シルバーエッグ・テクノロジー
証券コード 3961
取引市場 東証マザーズ
業種 ネット広告ソフト開発
推奨日 2020年5月12日
推奨日始値 1,066円
推奨後高値 2,634円
(2020年8月18日)
株価上昇率 2.47倍(147%)
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<企業の概況>

インターネットの「レコメンド広告(おすすめ広告)」のサービス会社。 ネット利用者の購入履歴や閲覧履歴をもとに、おすすめ商品を予測し、 WEBサイト上に表示させる技術を開発。 多数のネット通販サイトなどに機能を提供している。

直近の行動履歴をふまえたリアルタイムの表示ができるのが強みだという。 これにより、現時点での在庫状況などを反映できる。 また、料金体形として「成功報酬型」を掲げているのも特徴。 人工知能(AI)を使った自社独自の技術により、 同業他社との差別化に成功した。

設立は1998年。 アメリカ出身のトーマス・アクイナス・フォーリー氏(社長)が創業した。 本社は大阪府吹田市。

フォーリー氏は、起業する前、米国の大手コンピューター会社(DEC)の人工知能部門で、エンジニアとして勤務。 10年にわた人工知能ソフトの開発に取り組んだ。 米ベンチャー企業(ソフト開発会社)の日本法人社長を経て、独立した。

フォーリー氏がたまたま日本に滞在していたこの時期にインターネットサービスの波が広がり始めた。 インターネットは先手必勝、2番手、3番手は敗者という厳しい世界なので、起業を決断したという。

12歳の時からコンピューターになじみ、高校時代には天文学に関するシミュレーションソフトを開発するなど才能は折り紙付き。 ベンチャー企業時代に開発に携わったソフトは、米IBMやアーサーアンダーセンなどに採用された。

創業後間もなく開発した「アドバボット」は、AI技術を生かした広告情報サービス。 当時は、パソコンの小さなポップ・アップ・ウィンドウズを利用してニュースや広告などを配信した。 視聴者がその内容を見た時の反応などをソフトが学習して、次からはその人が見たいと思うような内容を配信する仕組みだった。 これにより、企業は効率的な広告を打つことができ、視聴者は検索エンジンなどに煩わされることなく、受け身の状態で好みの情報を入手できる。 関西地域で広告主を募る計画だ。反響を見ながら順次、全国展開した。

2010年に「TSUTAYA」のカルチュア・コンビニエンス・クラブが大株主になった。 2016年9月に上場した。 取引先は、千趣会やファンケルなどの通販会社のほか、 求人サイトなど。

PSS(プレシジョン・システム・サイエンス)
銘柄 PSS(プレシジョン・システム・サイエンス)
証券コード 7707
取引市場 東証マザーズ
業種 遺伝子検査装置メーカー
推奨日 2020年2月26日
推奨日始値 593円
推奨後高値 3,150円
(2020年6月15日)
株価上昇率 5.31倍(431%)
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<概況>

遺伝子検査装置メーカー。本社は千葉県松戸市。 日本のバイオベンチャーの中で、世界でも通用する数少ない有力企業の一つとされる。 2001年上場。現在も上場を維持するバイオベンチャーでは最も早いIPOだった。 遺伝子検査装置を新型コロナウイルス検出装置として活用できることとなり、株価が上昇した。

従来から、独自のDNA抽出装置をロシュやキアゲンといった名だたるグローバル企業へ供給してきた。2010年ごろにはDNA抽出装置の世界シェアの過半数を抑えた。欧米と比べて20年は遅れていると言われた日本のバイオベンチャーの中で、注目を集めてきた。

感染症の検査は一般的に、患者などの細胞からウイルスや細菌の遺伝子を抽出し、その数を増幅した上で検出するという工程をたどる。この抽出で活躍するのがPSS製の装置だ。装置には、自社で特許を保有する「磁性体粒子」の技術を採用。血液などの検体を装置にセットし、ごく簡単な操作を行うだけでDNAを取り出せる。

Jストリーム
銘柄 Jストリーム
証券コード 4308
取引市場 東証マザーズ
業種 情報・通信
推奨日 2020年3月18日
推奨日始値 897円
推奨後高値 2,692円
(2020年7月10日)
株価上昇率 3倍(200%)
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<概況>

ライブ配信、WEBセミナー、オンデマンド配信に実績がある。また、テレビ放送とインターネット配信を同時に行うネット同時配信も手掛けている。 コロナウイルスの感染被害や自粛の広がりに伴い、スポーツや音楽ライブ、イベントの動画ライブ配信の需要が増えるとの見方が強まっている。

セラク
銘柄 セラク
証券コード 6199
取引市場 東証一部
業種 情報技術サービス
推奨日 2020年1月8日
推奨日始値 879円
推奨後高値 1,268円
(2020年1月27日)
株価上昇率 1.53倍(53%)
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<概況>

独立系のITサービス会社。1987年の設立。2016年7月に東証マザーズに新規上場(IPO)した。2017年11月に東証一部に昇格した。

情報システムの構築や運用などを総合的に手掛ける。 WEBシステム、スマホ用アプリ、セキュリティー、パソコンの設定サポートなど業務は幅広い。

特徴は「出前型」であるということ。 多数のIT技術者を社内に抱え、顧客企業に出向いて仕事をさせる。 いわゆる「出前・出張型ITサービス」である。 この出前・出張型のサービスが売上高の9割を占める。 ただし、人材派遣業ではない。

主な顧客は、大手の情報システム会社である。 大手システム会社が受注する案件のうち、簡単な業務を安価で引き受ける。

強みは、人材の多さにある。 未経験者を採用し、2カ月程度かけて即戦力に育てている。いわゆる「ロースキル」と呼ばれている人材だ。 このため、経験豊富な技術者よりも人件費が安い。 慢性的な人材不足に陥っているIT業界では、ニーズが高い。 業務の一部をセラクに外注することで、発注元の大手システム会社は、自社の人材をより高度な仕事に投入できる。

セラクでは毎月数十人を採用する。IT技術者としての経験がなくても、いきなり正社員にする場合が多いという。 入社後は、まずヘルプデスク担当やサポート要員など難易度の低い業務に就かせて経験を積ませる。 その後、徐々に業務内容のレベルを上げていくという。

明星電気
銘柄 明星電気
証券コード 6709
取引市場 東証二部
業種 精密機器メーカー
推奨日 2019年11月5日
推奨日始値 687円
推奨後高値 1,094円
(2020年1月16日)
株価上昇率 1.59倍(59%)
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<概況と背景>

明星電気は自然観測・防災関連の精密機器メーカー。アメダス、はやぶさ、緊急地震速報、南極観測などの技術を下支えする。「水中から宇宙まで」を合言葉に、日本の気象衛星や宇宙開発にも貢献してきた歴史がある。しかし高い技術力を持ちながら、もう1つの経営の柱だった電話機事業が不振だったため、1990年代から業績が低迷していた。不採算事業からの撤退や早期退職などのリストラを続け、特別損失を計上した経緯もあり、2005年度には累積損失(純損失の総額)が約110億円に達した。2006年度、再建請負人として赴任した上澤信彦社長は自動車部品という異業種の出身ながら、現場の無駄取りと組織風土改革に奔走。人材流失を食い止めるため、着任1年目の黒字化に挑み、実現した。その後も観測機器製造に事業を特化。“お祭り生産”でものづくりは進化し、黒字が定着。資本金の額の減少による剰余金の填補も経て、2011年8月に累損を一掃した。

その後、60人近くが死亡する戦後最悪の被害となった御嶽山(長野・岐阜県境)の噴火(2014年)を受け、政府が火山の監視体制を強化。 気象庁は観測設備を増強するため、2014年度補正予算に51億円を計上した。 監視に必要なカメラや地震計、傾斜計などの機器を全国48の火山の火口周辺に設置。 気象庁の火山対策費は計65億円、文部科学省などと合わせた火山関連予算は計90億円に上った。 明星電気は、遠隔地に信号を伝送する「テレメータ装置」を富士山の火山活動観測施設向けに供給した実績があることから、事業への貢献に期待が高まった。 さらに、2019年にいたるまで、国内で大規模な自然災害が増える傾向が続いたことで、「安全・安心」関連の銘柄としての注目度がアップしている。

応用技術
銘柄 応用技術
証券コード 4356
取引市場 東証ジャスダック
業種 建築システム開発サービス
推奨日 2019年11月6日
推奨日始値 2,605円
推奨後高値 4,720円
(2019年11月15日)
株価上昇率 1.81倍(81%)
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<概況>

住宅と建築分野向け営業力がアップした。 日本国内で相次ぐ大型の自然災害を受けて、役所向けの防災システムや、道路・河川など公共物の安全管理事業の受注が増加。 アフターサービスによる利益の積み上げも予想される。 さらに、防災シミュレーション技術の開発に期待が高まっている。 親会社のトランスコスモスとの提携も効果を発揮していると見られる。

YKT
銘柄 YKT
証券コード 2693
取引市場 東証ジャスダック
業種 卸売業
(メーカー向けの工作機械の販売・輸出入)
推奨日 2019年10月23日
推奨日始値 371円
推奨後高値 633円
(2019年10月30日)
株価上昇率 1.44倍(44%)
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<概況>

中国や台湾の工具メーカーからの需要が増加しており、業績の追い風となっている。2013年に日本を含むアジア市場で、スイスのストラウザック製工具研削盤の販売権を取得。これをきっかけとして、中・大径工具の多品種少量生産や、再研磨の需要を開拓した。2014年には中華圏向け販売の中心拠点となるテクニカルセンターを上海に開設。現地法人の事務所を置く市中心部から地下鉄で約1時間の場所にある外高橋保税区に立地した。約120平方メートルのショールームや保守部品の倉庫も併設。加工テストやユーザーのトレーニングを行える体制を整えた。

工具研削盤については従前は主にスイスのロロマティック製を販売してきた。ストラウザックはロロマティックの子会社。ロロマティック製は小径工具の量産に適しているのに対し、ストラウザック製は中・大径工具の多品種少量生産に向いており、両社の製品は補完関係にある。ロロマティックの製品は契約上、非日系ユーザーに販売していないが、ストラウザックとは非日系にも販売可能な契約を結んだ。これがアジア市場でのプレゼンス拡大に寄与した。

コンピューター数値制御(CNC)5軸工具研削盤「U-Grind」(ユーグラインド)の営業活動も積極的に展開している。工具研削に特化したCNCソフトウエアを搭載。砥石(といし)の形状や位置を機内で測定するため、段取り時間が短く済む。砥石自動交換装置は最大6セットの砥石をストックできるという。

sMedio
銘柄 sMedio(エスメディオ)
証券コード 3913
業種 ソフトウエア開発
取引市場 マザーズ
推奨日 2019年9月3日
推奨日始値 771円
推奨後高値 1,650円
(2019年9月12日)
株価上昇率 2.14倍(114%)
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<概況>

受託開発が回復。2019年にスタートした4K、8K衛星放送分野の案件が順調。顔認識エンジンなどAIソフトの販売が本格化。新分野の月額・年額課金収入の伸びも期待される。本社移転費用の計上が完了。子会社ののれん償却も減った。

サムライ・アンド・Jパートナーズ
銘柄 SAMURAI & J PARTNERS(サムライJP)
証券コード 4764
取引市場 JASDAQグロース
業種 投資会社
推奨日 2019年7月2日
推奨日始値 117円
推奨後高値 226円
(2019年7月12日)
株価上昇率 1.93倍(93%)
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ブライトパス・バイオ
銘柄 ブライトパス・バイオ
証券コード 4594
取引市場 東証マザーズ
業種 医薬品(創薬ベンチャー)
推奨 2018年12月12日
推奨日始値 203円
推奨後高値 405円
(2019年1月16日)
株価上昇率 2倍(100%)
現在の株価 こちら→
<概況>

がん治療薬の開発を手掛ける。患者ごとに最適な治療を行う「完全個別化がん免疫療法」に関する共同研究契約を東京大学と締結したと2018年12月に発表。高い治療効果を有するネオアンチゲン(がん細胞固有の遺伝子変異を含む抗原)を決定するアルゴリズムの高精度化を目指す。ゲノムデータの数理モデルをベースとしたネオアンチゲンの新たな情報解析技術の開発とアルゴリズムの実装につなげる。